ロータリー創設から確立までの背景!

<如何に捉えるか?>

1913年1915年

<1914年>

 1914年-(大正3)- "第一次世界大戦勃発!"
 R 旗の正式採用。アリゾナ・フェニックスに100番目のクラブ誕生。
 グレート・ブリテンおよびアイルランドの8RC.がベルギー難民救済事業を始める。
 第4代会長にフランク・ムルホランドが選任される。
 前年度に職業奉仕の理念の有り様を考案することを命じられたアイオワ州シュー・シティーRCのロバート・ハントが転任の為ロータリーを退会する。そこで後任の、同RC.会員であるJ・R・パーキンス(牧師)が「職業倫理訓
-原案」を第5回ヒューストン国際ロータリー連合会に提出、更なる検討の要請受く。この際、シカゴRC.、ハーバート・アングスター会長から助言!
  ヒューストン大会でアディショナル・クラブの規定ができる。それまでは一都市に一つのロータリー・クラブが認められるのが原則であったが、ニューヨーク市のブロンクス区に新しいクラブ設立の要請があり、これを許可するために、一都市に複数のクラブを作っても良いように規定を改めた。
 
 6/28サラエボ事件、7/28 オーストリアがセルビアに宣戦布告し第一次世界大戦が始まる。その後、好戦的国家同盟と押さえのきかない植民地獲得競争が事変を拡大、大戦化した。<独・墺・伊三国同盟vs英・仏・露三国協商>
 → 1910年刊のノーマンエンジェル著「大いなる幻想」は大戦への抑止力をもてなかった(「理性的には超破滅的な近代戦には全く意味無し!」の主張、ドッグフォール-「疲れ分け」を訴える。世界的ベストセラーとして英仏の政治家に多大の影響を与えた!)、テーラーシステムの国家的採用!

 → 第一次大戦は欧州凋落への分水嶺的事件となった! 米CMA組織化。
 移民122万人、しかし大戦の影響で漸減、大戦が進展、米参戦につれ、南部黒人の北部工業地帯、また女性の職場進出を実現させることとなる。
 米、自動車普及が急速に進む!(350万台)

 → フォード社が1日8時間労働制を導入、通常賃金の2倍以上5$の日給支払いを実施。英の標準的労働者の週給を上回る。この年、米の自動車生産台数54万台の内、30万台以上をT型フォードで独占する。フォード社内の移民労働者に対する英語教育、きめ細かい人事管理も成功の決め手!
 メキシコタンピコ事件で米海兵隊派遣。米でリョコウバト絶滅(19c-50億羽)!
 8/4 ウィルソン大統領が欧州大戦に中立を宣言。米旅券に顔写真添付義務付。
 パナマ運河開通(総延長80km、幅90?300m)。米山梅吉「新隠居論」発表。