<1911年>1911年-(明治44)- オレゴン州ポートランドでの第2回国際大会で、ミネアポリスRC会長のフランク・コリンズが「超我の奉仕」(Service above self → 最初は Service not self )というロータリー非公式標語を発表する。同時に、A.F.Sheldon (シェルドン)の発想になる "He profits most who serves best"も非公式標語となる。→ 大会決議委員長はジェームス・E・ビンカム、 1950年デトロイト大会で公式化される! ミネアポリスのF.スレッシャーの提案にてナショナル・ロータリアン誌が発刊される。 会員は2500人となり、ポートランド大会の参加者は149名。 スチュアート・モロー<後のソロプチミストクラブ創始者>によりダブリン、ベルファストRCが、そしてシェルドン、E.セイア・スミスによりロンドン等にクラブが結成され、ロータリーは大西洋を渡る! 米共和党分裂→ ラフォレットが全米革新共和党連盟を結成する。 米最高裁がシャーマン・アンチ・トラスト法によりスタンダード石油、アメリカンタバコ社に分割を命令。 ノルウエーのアムンゼンが南極点に到達! 米イリノイ州で初めて母子家庭福祉対策。 第1回インディー500ml.レース NY.にこの日だけで移民流入1万1745人の新記録!南部を除くほとんどの地域で、住民の25%以上が外国生れとなる。 米人口9400万人。辛亥革命。 日米新通商航海条約が施行される。安政条約以来の不平等条約の撤廃。 島崎藤村の「千曲川のスケッチ」刊行。能登総持寺、鶴見に移転する。 ※ナショナル・ロータリアン誌 1910年末にポール・ハリスが" Rational Rotarianism "(合理的ロータリー主義)と題する論文を書き、これにチェスリー・ペリーが2?3の記事を書き加え、8頁のタブロイド版の" National Rotarian "(ナショナル・ロータリアン)を作り、1911年1月第1号を配付したところ、すこぶる好評を博したので増刷し、これに同年8月のポートランド大会への勧誘の記事を掲載したものを第2号として配付した。 これが契機となって、ロータリーの機関誌の発行がポートランド大会で決議され、名前も「ザ・ロータリアン The Rotarian 」と改め、1912年9月から毎月発行のこととなった。 年を重ねること30年、1942年までチェスリー・ペリー事務総長が親しくその編集にあたった。 |