相模原グリーンロータリークラブ
↑ トップページへ ↑

相模原グリーンロータリークラブ
第672回例会週報

671回 | 673回 | 2006-07週報目次

◆浮田会員の卓話

浮田会員及び
世界平和フェローシップ
フィリップ・ピリさんのお話

フィリップ・ピリさん

 アフリカのザンビアから来ましたフィリップ・ピリです。現在国際基督教大学で勉強してます。本日は、皆様のクラブミーティングにお呼びいただきまして、どうもありがとうございます。日本語は難しいです。まず皆様と会長、小川さんに感謝いたします。私の専攻は行政学で、ロータリー世界平和奨学生です。これから、日本には2年間います。家族は私の妻と子ども二人は来年1月に来日します。私は今年の7月に来日し、サマーコースで日本語を勉強しました。その時は大変面白かったですが、とても難しかったです。
 小川さんはじめ、本日いらしている人にもお会いできました。小川さんはとても親切な方です。
 本日、ICUでのはじめての学期が終わりました。たくさんのコースはとても大変でした。これからは、秋休みが2週間あります。その間、同級生、先生たちと友にアジア学院で農業をします。アジア学院では農業を教えてくれます。私は農村で育ったので、日本で農業を勉強していきたいです。
 日本にいる間、皆様のような沢山の人々にあって、リーダーになることを学びたいです。私の国は良いリーダーが必要です。私はよくザンビアは貧しくはないがリーダーシップが貧しいと言います。なぜなら、日本と比べ教育がされていないのです。
 この点において、私に奨学金を下さっているロータリーに深く感謝したいです。私に与えて下さっている教育は、私だけでなく、ザンビアの人々また、助けを必要としている世界の人々にとって大変良い影響を及ぼすことと願っています。
 ザンビアは平和な国です。隣の国々は紛争や様々な争いごとをおこしています。実は私は何故ザンビアがこれほど平和なのかを論文で書いていきたいと思っています。人々はよく戦争や貧困などとてもネガティブな状況に付いて語りますが、私はザンビアのポジティブな状況について説明していきたいです。
 私はザンビアで7年前自ら造ったNGOをしています。このNGOは親のいない子どもたちや長い間見捨てられている女性たちのためにコミュニティ学校や大学でエイズの教育をしています。
 もし時間があれば、このことについて皆さんともっと話したいと思います。ザンビアでは100万人の孤児がおり、100万人がHIVとともにおり、10万人がエイズで亡くなっています。ザンビアの人々は愛する人を亡くし、また感染している人の面倒を見るのが大変です。感染している人はエイズウィルスとともに行き、いつでも死んでしまうおそれの中で生きています。エイズは労働力を削減し、貧困が増加しています。この状況はうまく管理できると思いますが、なによりも、良い汚職なしのリーダーシップが必要でしょう。
 ここで、ひとまず終わらさせていただきます。皆さん、私をお招きいただきましてありがとうございます。皆さんの素晴らしい活動は是非続けて頂いてよいリーダーを育成していきましょう。この世界は良いリーダーを必要としています。どうもありがとうございました。