相模原グリーンロータリークラブ
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相模原グリーンロータリークラブ
第576回例会週報

575回 | 577回 | 2004-05週報目次
◆夜間例会
風っ子祭りへのご協力に深謝

 風っ子祭りを終えての夜間例会。原実行委員長と障害者地域作業所「ウッディショップきこり」代表 磯部 節子様


原実行委員長 お礼の言葉
(下記をご覧下さい)


障害者地域作業所「ウッディショップきこり」代表 磯部 節子様からは、体験を交えた貴重なお話を伺いました。

※お話の内容につきましては後日アップさせていただきます。

きこりの皆さんは手話ソングで当日開場で一番の拍手を受けました。


宇宙少年団の近況報告をする鈴木珠美さん、風っ子祭りでも大活躍でした。
(宇宙少年団の近況報告は下記をご覧下さい)


相模原ローターアクトクラブの内田さん、ローターアクトクラブのメンバーは手話ソング、パレスチナの子どもたちの絵画の展示とやっていただきました。


相模原ローターアクトクラブの藤岡さん



「風っ子祭り」へのご協力に深謝!
原 幹朗
 「風っ子祭り」もおかげさまで、貴重な晴天のもと、盛大にそして爽やかに開催することができました。思えば、1年以上の準備期間、数々の挫折・課題を乗り越えての実施でありました。当日を迎えることが出来たのは、何よりグリーンRCを始めとする、皆々様の「厚きご支援」によるものだと心に銘じております。本当に有難うございました!さて振り返ると、多くの実行委員会メンバー、ボランティア、協力&後援団体、スポンサーの皆様にそれぞれの「風っ子祭り」、その願いが育っていたような気がいたします。皆で育てて、夢ふくらませた「風っ子祭り」! それは多くの大人たちの、相模原の子どもたち(風っ子)への「熱きメッセージ」でありました。「金木犀 ははのうしろに父が見え」(徳弘喜子さん)、同様の香り(願い)の中で気持ちが揃ったのです。そこで私から「風っ子祭り」の流れ、その願いをお伝えいたします。最初は片山右京さんからのメッセージでありました。「相模原の子どもたちに、もっともっとチャレンジの心を持ってほしい」!これが全ての発端でありました。そして小川市長の「相模原市制50周年の節目づくり―新世代への期待」という思い、この組み合わせで生まれたのがさがみはら「風っ子祭り」です。子どものチャレンジ・ランニング、キンモクセイの凱旋コンサートという二本の柱はその結果です。さらにチャレンジの意味を深める「チャレンジコーナーの諸企画」(右京さんのトークショー、手話の合唱等―障害を乗り越える力&ともどもの心、地球人へのチャレンジ等々)、ふるさとの風を味わう「熱気球」&「紙飛行機」、ふるさとの仲間を知り合う「全鼓笛隊演奏・パレード」&「光明学園和太鼓」、ふるさと先輩たちの活躍を知る「チャリティー・オークション」、ふるさとの大人の笑顔を伝える「淵野辺商店街飲食ブース」、車と人との夢を伝える「展示車両コーナー」、メモリアルとして当日のふれあいを後に伝える「金木犀の植樹」等々のサブイベントが続々と生まれました。さて「風っ子祭り」の願いです。地域は、そこでの子どもたちに、どう係わるべきなのか?「どの子にも 涼しく風の吹く日かな」(飯田龍太さん)という俳句があります。意味深い句である思います。ふるさと(コミュニティー)の大人たちが、同郷人として、その新世代に心から期待する、様々な子どもたちに願いを込める、様々なチャレンジを見守る、その心持ちが肝要なのでありましょう。それを市制50周年という大きな節目で「Be Challenge ! というメッセージ」を贈ったのが「風っ子祭り」であったと信じます。私自身、大変な事ではありましたが『出合う所が五十年めと思い設けし今日ただ今』の心境で乗り切りました。ともあれ多くのご支援、ご協力で実現した「風っ子祭り」!重ねて皆々様に感謝いたします。



「日本宇宙少年団相模原分団の活動の状況について」
分団長 澤井 政信
 このグリーンロータリークラブに設立して頂きました私ども相模原分団も、今年の9月で3年を経過しました。この間、何くれと無くご支援を頂きましたグリーンロータリークラブの皆様方に厚く御礼申し上げますと共に、最近の活動についてご報告します。
 設立以来、毎月の例会は欠かすことなく行っており、そのほかに団員たちはYAC本部が主催しますスペースフレンズや子供科学フォーラムなどに参加して、それぞれに立派に成長して来ています。
 3年を経過して、最近は分団内だけの活動にとどまらず、積極的に他の分団との交流を行うように心がけています。その手始めとして、今年の8月には厚木分団との合同例会を行いました。水ロケット大会です。このときには、特にロータリークラブの多くの方々がご援助下さいまして有難うございました。
 岐阜の各務ヶ原ではYACが主催する全国水ロケット大会が毎年10月に開かれます。2度ほど見学しましたが、飛距離や高度記録に挑戦するような競技会ではなく、パラシュートなどのアイデアを競うものでした。そこで相模原で競技会のようなものが出来ないか、と思って大会を企画した次第です。将来は参加者を増やして、関東地区大会や全国大会まで大きくしたいものと考えております。
 又、10月の「風っ子祭り」では団員の参加は勿論ですが、家族や小学生の団員がボランティアとして活動し、有意義な体験をさせて頂きました。
 次に、これからの活動予定として二つのことをお話ししておきます。一つは11月に行う「こどもわくわく宇宙教室」です。これはオリンピック記念青少年センターの「子どもゆめ基金」の助成を受けて行うもので、子供たちに宇宙への夢を感じさせようとするものです。募集を始めてから10日間で応募者はもう36名に達してました。参加申し込み書を見ると、子供たちはみんなとても期待しているようで、やはり宇宙研があるからでしょう。毎年相模原市では宇宙研主催の「宇宙学校」が開かれますが、小学生にはすこしむつかしく、出席した小学生に聞いてもよく分からないと言っていました。今度の宇宙教室は、そんな子供たちに分かりやすく宇宙のことを教える教室にしようと思います。
 もう一つはロボットのことです。YAC本部がこれから力を入れて行こうとしているスペースアカデミーという催しがあります。関東地区では今年が第一回でした。これは中学生、高校生の団員の中から将来のYACのリーダーを出せるように、団員の企画力を育成する試みです。9月の第一回の会合では団員が自分たちがやりたい行事をいくつも出して、それを3つに絞りました。そのテーマの一つがロボットの研究です。このテーマを厚木分団と相模原分団が合同で推進することになりました。ロボットのような電子回路の設計について指導出来るリーダーが私どもの分団にはいませんので、ちょうど良い機会です。早速団員に呼びかけましたところ、手紙を見て小学生団員の1人からすぐに私宛のメールで「参加したい」と言ってきました。これまで自分でも色々調べて興味を持っている様子で、なかなか頼もしいことです。 
 先日、大学時代の友人とクラス会をしたときの話です。友人の1人が言っておりましたが、国民の科学技術に対する関心度をOECDの16ヵ国で調査したところ、日本はポルトガルと並んで最下位だったそうです。その友人はこの状況を配慮して、NPO法人を設立して運動しようとしています。相模原分団を作って下さったロータリークラブの方々の先見に改めて敬意を捧げる次第です。