相模原グリーンロータリークラブ
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相模原グリーンロータリークラブ
第610回例会週報

609回 | 611回 | 2005-06週報目次
◆ガバナー公式訪問
国際ロータリー第2780地区 2005〜06年度
仲田ガバナー(鎌倉中央RC)

ガバナー補佐から過分な紹介を頂きました。上げたり下げたりえらい事で御座いますが、別に恐妻家では御座いませんで
一つ一つ積み重ねて淡々としていくのが、私どもの役目で御座います。どうか誤解のないようにしていただきたい。ただ安心できますのは、子供達が後をやってくれています。皆にお父さんの趣味は何ですか?と聞くとロータリーと答えているらしいです。決してそうではないのですが。ただやはりこのような会合やクラブというものが好きで、そこに没頭できる幸せを感じております。
 分区代理をやっている時は初代会長の宮崎さんと一緒でした。また原さんとは、横浜で国際親善学生の壮行会が行なわれた時にお会いしたのが初めてだと思います。そのホテルで、私のクラブができた時期がこのクラブとそうたいして違わないということで意気投合したという記憶が御座います。
 また今日は小川会長、石井幹事に温かいお出迎えを頂きましてこのクラブの忌憚ないことを伺いました。そしてこの第5グループのガバナー的存在をしていただいているガバナー補佐の山内さんにこのクラブはとても素晴らしい。会長のリーダーシップの下にいろいろと活躍されている。「このグループ内では一番のクラブではないか。」と言うコメントも頂いております。やはりしっかりしたクラブだと思います。
そしてユニークな報告も受けました。先ほど来、少年少女のための宇宙少年団の委員会がある。これは素晴らしい。子どもにこれだけの夢を与えられるクラブがある。これは2780地区の誇りでもあると思います。
 皆さんロータリーの友をお読みだと思いますが、原会員は東京の会員と一緒に地雷除去の活動をされている。いろいろなところでいろいろな方が活躍している。これは素晴らしい事である。それはやはり皆様48名のバック アップがあるからこそできるのではないかと思います。先ほど会長と話をした時、本年度の会員増強は1名とのことでした。何で48名の会員がいるのに1名なのか?会長はもっと思い切った提案をして欲しい。5名ないし10名して欲しい。そうして会長は後余計な事は言うな、それをするかしないかは皆さんが手を差し伸べて欲しい。今年の会長が言ったんだったら皆でそれをやろうじゃないか、という気持ちで会員増強をして欲しい。増強1名は改めて数名の目標を立てられることと思いますが、その時は皆さん一人一人が協力して頂く事が一番大事なことだと思います。なぜそのような事を言うかと申しますと、この10年間報告を聞いても分かるように全てマイナスで御座います。どこかでこれを止めなければ成らない。
止めなければならないのですが、やめる会員を止める事はないです。辞められる方は、どうぞ頭を下げていてくれなどとそんなバカな事はしない方が良い。新しい仲間を増やしてください。というのは、このクラブに入れば一遍に48人の仲間ができる訳です。こんな幸せな事はないでしょう。それには一人一人がこのクラブの誇りを持っていただく。その事によって会員が、自分達のクラブを卑下することなく、「どうぞうちのクラブへ来いよ」言うぐらい胸を張ってまず身近なお友達から誘ってください。その点宜しくお願い致します。
財団・米山は、申し分御座いません。委員会がしっかりしていらっしゃいます。皆さん理解されて協力して頂いています。やはり私の思うところは、理解しない無駄づかいをしない。訳の分からない所には、くれくれと言われてそこに出すような事はしないで欲しい。けっしてこの地区は集金機関でもなんでも御座いません。皆様が理解してそして判って出していただく。といいますのは、このクラブが率先して行なっている宇宙少年団への援助は、先々の世界平和に対する投資活動だと私は理解します。また財団にしても米山にしても今は直ぐにはできませんが、その投資活動の一環ではないかと思います。
そういう面で何かあったときに、皆さまの恵まれているそのお福分けとして、世界平和にこれからお福分けしていただければと思います。卓話の時間で余計な事を申しましたが、どうか地区の方にもご尽力を頂きたいと思います。そして私は僧職にありますもので、坊さん的な話をさせて頂きます。よく坊主丸儲けと言うような言葉が皆さんあると思いますが、でもこれは丸儲けと言うのは一番下なのです。あってもなくてもそのままなのです。でも業種により語弊があったらお許しください。薬屋さんは九層倍なのです。丸儲けよりもっとすごいです。八百屋さんは八百倍です。そんな事までは坊さんできませんのでご安心ください。分かりますか?ちょと卑下する言葉で坊さんを見ると、丸儲けと言われるが坊さんはそのまましかありません。だけどほかの職業でいくと、それを元にした、九百倍できるよ、八百倍できるよということなのです。だからそれは決して悪い言葉ではないのです。何も使わなくても奉仕ができる。それ分かりますか?自分の体で。それは人と会った時の目です。目が優しかったら相手はすっと入っていきます。そして目だけでなく顔も笑ってください。笑顔です。そうしたら相手はどれだけ親しみを持ってくれるでしょうか。これも費用かかりますか?何もかからないですね。その次に言葉です。先ほど沢山のニコニコを頂きました。有難う御座います。本当に大変ですね。なんですね。私共大変でなく皆様のところに来させていただくのを幸せでもって窺わさせて貰っています。そうした時にあたたかい言葉で迎えていただく。ところが心無く違う言葉を発した時には相手は、どれだけ嫌な気分になるでしょう。この暑い中わざわざガバナー来なくてもいいのにな。そういう気持ちで迎えたときに、形だけでした時に必ず相手に伝わってしまう。やはりそういう面の言葉と言うものは大事です。これは表向きではなく、それを家でして下さい。家庭でも。多分皆さんも経験があると思うのですが、奥さんの一言は針よりも鋭いのではないでしょうか?また逆に自分の言葉も相手に対して凄く傷つける。一つの言葉でけんかをします。一つの言葉で仲直りをする。どうか言葉一つを大事にしてください。それを全体的に表したのが、今度は体です。老人がいた時に自分がちょっと手を差し伸べる。それだけでも違うのです。横断歩道を渡った時に、一緒に付いて渡ってあげる。階段の時に手を差し伸べてあげたら、どれだけ相手の方が安心感を持って歩けるでしょう。そうゆう時には多分有難う御座いますとか嬉しかったですと言葉が返ってくるでしょう。それには心がないとダメなのです。その心から出る行いが大事です。
今、五つ申しましたがこれらにはお金がかかりません。そのお金のかからない好意というものがどれだけ美しい事か。それを皆様のような平均年齢の若い人たちが、気持ちで示していただけたら、この地区全体が笑顔でそして明るい社会になっていくのではないかと思います。そして更に踏み込んでいくと自分の席を譲る。老人がいたならば席を立って譲る。自分よりも目上の方がいたら、どうぞお座りください。その次にもう少し踏み込みますと、今日このように例会場を補佐も提供されている。補佐にしてみれば使って頂いている。こういう空間を提供する事。自分の家を提供する、これは青少年交換学生も一緒だと思いますが、そうした時に部屋を提供する。その努力をして頂くことにより益々世の中は平和になります。その行為と言うものは常に心がけていなければできないことです。その心がけると言う事は、まず自分の家庭の中からそうして下さい。疲れて帰られた時に、奥様は一生懸命食事の仕度をしてお待ちです。その時に俺は一生懸命働いてきたのにこれだけか?と言う時もあるでしょう。また俺がこれを嫌いなのが分かっているだろうという方もいるでしょう。でも奥様の気持ちになると、疲れて帰ってきているので体に負担になるものはいけないと思うし、少しでも食べてもらったら体に良いのではないかという気持ちで何時間もかけて作っている。気を使って大変だったね。ちょっと口に合わないけど食べてみるね。その言葉でどれだけ奥様の気持ちを和らげる事ができるか。そうすればその次にはもつと素敵な料理を作って待っていてくれる。またこの逆もあります。奥様が出かけて帰って来たとき、ご主人が普段やらない事をしていと家庭内ですぐわかります。掃除機をかけただけでも違うんじゃないでしょうか。先ほど伺いましたら、ユニークな例会として男性が料理をして奥様方に食べてもらうという企画があるようなことも聞きました。その時に奥様だけでなくお子さんも参加されたら多分楽しくなるでしょうと石井幹事さんに申しました。それらを参考にして活動されたらと思います。当クラブは会長さん中心にとても素晴らしいクラブです。どうかこの力を存分に発揮してください。苦言を呈しましたのは、この五十代の中だけで固まるのではなく、これから新しい仲間が入った時、若い会員が入った時も考えて欲しいと申しました。あまり歳を召した方がいらっしゃらない。逆に言ったらその幸せもあるかもしれない。あまり若い方もいらっしゃらない。新陳代謝も考えていただきたい。そして会長さん、善い事は思い切ってして下さい。定款細則にあまりこだわらないで下さいと申しました。何か事が有った時には、それを参考にして下さい。普段の時はおおらかに、間違っていても定款細則になくても、皆が喜んで良いと思った事はどうぞ思い切っておやりください。それは皆さんから信頼を得て1年間務める会長の役目です。どうかその1年間、会長の下にしっかりと運営していただきたいと思います。多分これからいろいろな事がでてきます。失敗をして下さい。その失敗が次に繋がる成功への路です。当クラブの繁栄を祈念しまして、卓話に変えさせていただきます。今後ともどうぞ宜しくお願いします。有難う御座いました。